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チームビルディングの目的や効果とは?

~手法やアクティビティも紹介~

チームビルディングの目的や効果

今、ビジネスシーンでチームビルディングが注目されています。チームの士気が高まらない、 思い通りの成果が得られないなどの組織の問題を解消する一助となるのがチームビルディングです。

チームを強化するにはチームワークが必要ですが、単に交流の機会を増やしても親睦を深めるだけにとどまる可能性があります。 一方、チームビルディングは、単なる居心地の良さを求めるものではなく、チームのモチベーションの向上や組織の強化に役立つというものです。

そのチームビルディングを行うにあたり、まずは目的や効果を理解することが重要です。

ここでは、チームビルディングの意味や目的、効果、そしてどんなプログラムがあるのかを紹介します。

1. チームビルディングとは

同じ目標に向かいメンバーが一丸となって高い組織力を発揮するための手法

チームビルディングの話をする前に、まずは「チーム」と「グループ」の違いについて説明しておきましょう。 一般的にグループとは、単なる集団です。目的の有無を問わず、人が集まった状態です。仲のいい友達の集団はグループにあたります。

一方、チームとは目的達成に向けて集まった組織です。チームに所属する一人ひとりが役割を持ち、目標達成に向けて活動します。 その組織を強化するには、一人ひとりの実力の底上げができ、実力を発揮できる環境をつくり上げる(ビルディング)ことが必要です。

つまり、チームビルディングは以下のように表すことができます。

チーム=共通の目的や理想を持つメンバーが集合 ビルディング=個のパワーを足し算する以上に大きな成果を出す状況づくり

強い組織づくりを目指した手段・手法の総称が、チームビルディングなのです。

■組織に属する誰もがチームビルディングの対象となる

チームビルディングの対象者には制限はありません。チームビルディングの手法の一つである体験型のアクティビティプログラムなどは 新入社員や内定者向けの研修用と思われがちですが、管理職や経営者まで、組織に属する全ての人に有効です。

例えば内定者・新入社員であれば、社会人としての基本姿勢やチーム間のコミュニケーションスキルの向上を目的とすることが多くあります。 中堅社員の場合はリーダーとして成長するために、管理者であれば部門の壁を取り除き、同じ方向性を持つ体制をつくるなど、 役職に応じてチームビルティングが必要になります。

米国でも注目を集めるチーム力の重要性

今、世界的にもチームワークの重要性が提唱されています。Appleの前CEOであるスティーブ・ジョブズも個人よりもチームの重要性を語っていました。 Googleもまた、チームの生産性向上の研究に力を入れ、個人の能力の合計=チームの力ではないこと、チームへのアプローチが効果的であることを発表しています。

個人主義といわれる米国でもチーム力が重要だと考えられています。

一人ひとりの能力を超えたチーム、強い組織をつくるためには、チームビルディングの考え方は必要不可欠です。

チームビルディングの目的とは

現代のビジネスシーンで重要視されているチームビルディングですが、具体的にはどんなことを目的として行うものでしょうか。

個人やチームのレベルアップ

適切なチームビルディングを行うことにより、個人のパフォーマンス向上を目指します。 さらにレベルアップした個人が主体的に動くことで、チーム全体のパフォーマンス向上、強い組織づくりにつなげます。

コミュニケーション:メンバーの関係を活性化

チームビルディングの重要性が伝えられる以前は、同じチームに属していたとしても、メンバー同士はライバルといった意識がありました。 しかし、メンバーが互いの個性を知り、自らの強みを発揮しながら互いの弱みを補完することで、バランスのとれたチームを目指します。

メンバー一人ひとりが適切な役割を持つことで、互いに尊重し合う気持ちも生まれます。 また、協力関係を築く中で仕事へのモチベーションが高まり、新たなチャレンジに対する意欲も期待できます。

ゴールの共有:大きな目標やビジョンの統一と浸透

いくら個人が優れた能力を持っていたとしても、目標が統一していなければ力を発揮することはできません。 チーム全員が明確に目標を共有することで、個人のパフォーマンスを上げます。

さらに目標やビジョンを統一することにより、チーム内のコミュニケーション力も高め、相談しやすい空気感を生み出します。

チームビルディングの効果とは

次にチームビルディングがもたらす、具体的な効果についてみていきましょう。

関係性の変化:信頼の高まりがチームの一体感強化に

チームビルディングを通して、メンバーの個性を把握することで次の変化が生まれます。

・不安や恐れを感じることなく、発言や質問ができる環境・関係性が担保される
・仲間の仕事に対する信頼性が生まれる

上記の問題がクリアになると、チームで取り組む楽しさや一体感が生まれます。 また、個人プレイでは体験できない達成感を得ることにより、より仕事の魅力が感じられるようになります。 そして新たなチャレンジやイノベーションの創造にもつながることが期待できます。

役割の明確化:メンバーの主体性やモチベーション向上に

チームで仕事を行う場合、リーダーや目立つ役割のみにスポットライトが当たることが多いものですが、 チームビルディングでは個々の役割が明確になり、チーム全員が自分の仕事の意味と重要性を理解します。

その重要性を確信し役割を理解することで、自らの仕事が社会にもたらす影響についても実感できるでしょう。

メンバー全員が、自分の仕事と他人の仕事に対し「社会的に意味がある」と感じられる環境が生まれることで、主体性やモチベーションの向上が期待できます。

組織力の向上:困難な目標を乗り越えるパフォーマンスを発揮

チームビルディングにより、「チームの目標」「チームにおけるメンバーの役割」「チームとしての実行計画」が明確になります。 自身の役割だけでなく、チームとしての目標や動きが明確になることで「今、自分は何をすべきか」「周囲のメンバーで困っている人はいないか」 といった主体的な行動力と幅広い視点を身につけることが可能となります。

個人目標レベルではなく、チームとしての目標達成に向け一人ひとりがパフォーマンスを発揮できるようになるでしょう。

チームビルディングの手法とアクティビティ

チームビルディングの効果が理解できたところで、早速実践に向けた手法をご紹介します。

研修として取り入れる

テーマを掲げ、少人数に分かれてディスカッションを行います。価値観の共有、アイデア出し、コミュニケーションの活性化などにも効果的です。 新入社員研修として用いられるケースも多くあります。

効果のあるチームビルディングを行うためには、研修を専門に取り扱う会社に一任する方法もあります。

ワークショップとして取り入れる

基本的な座学(セミナー)研修に加え、ワークショップの一環として取り入れることも効果的です。 ビジネスゲームやアクティビティを加えることで、チームワークが高まります。お互いの苦手分野を補いながら取り組むことにより親睦も深まります。

達成感の共有や円滑なコミュニケーション、互いの性格や価値観の共有などのメリットがあります。

普段デスクワークが多い業務の人にとっては、良いリフレッシュとなるでしょう。

社員向けイベント・スポーツ大会を開催する

イベント・スポーツ大会を通じてチームビルディングを行う場合のキーワードは「全員」「参加型」です。 一部の人しか参加しないイベントでは、チームビルディングの効果は期待できません。

できるだけ多くの社員が参加できるような仕組みづくりが求められます。

・運動会
・野外スポーツ大会
・社員旅行
・キャンプやバーベキュー

以上のような社内イベントの際にチームビルディングを取り入れます。いつもの業務とは異なる環境の中で発想の転換もしやすくなります。 特にスポーツ関係のイベントは、チームのメンバーで協力しあいながら目標に向かうものがおすすめです。 また、選手として出場する以外にも「応援」として参加する方法があります。声を出したり、身体を動かしたりすることで、ストレス発散効果も期待できます。

ビジネスゲームやアクティビティの例

ゲームを取り入れるメリットは、自然と競争や勝敗に夢中になり、メンバー同士の距離を近づけることができる点にあります。

一般的なゲーム

人狼ゲーム
村人陣営と人狼陣営に分かれ、陣営の勝利を目指して戦うゲーム。説得や推理が必要であり、活発なコミュニケーションが期待できます。

サバイバルゲーム
エアソフトガンとBB弾を用意。敵と味方に分かれて撃ち合うゲームです。役割を分担し、目的(勝利)に向かって協力する体制が自然と生まれます。

マシュマロチャレンジ
乾麺のパスタ、テープ、ひも、マシュマロを使用して、自立可能なタワーを立てていきます。4人1組となり、タワーの高さを競います。 作戦と試行錯誤の重要性を学ぶことができるほか、ゲーム後の振り返りも効果的です。

ロングタイムドミノ
「最も長い時間ドミノが倒れ続けたチームが勝ち」とのルールに基づき、チームでドミノ倒しを行います。 ルールの自由度が高く、活発な議論が生まれやすくなります。

ビジネスゲーム

マネジメントゲーム
1971年にSONYとCGIが開発。企業の経営者として仕入れから、加工、販売、採用、研修、設備投資など全てを行います。 財務諸表への記入も行うため、経営とは何かを学ぶために最適なゲームです。

THE商社
3~6人が1チームを組み、他のチームと交渉しながら自社の拡大を目指すゲーム。ゲームを通じて、Win-Winの関係を成立させる重要性に気づくことができます。

The Team
3~6人が1チームとなり、上司役・部下役を交互に体験。他人から指示を受けること、他人に指示を出すことといった真逆の状況を体感することで、 各立場からの視点を学ぶことができます。

アクティビティ

フラフープリレー(ヘリウムリレー) 6~10名全員が利き手人差し指の第一関節につくようにフラフープを支えます。 全員の指が触れている状態で、地面にフラフープをつけることができたらゴールです。 意思の疎通を図るリーダー、状況把握を行うサブリーダー役が自然と誕生します。

名前リレー
5~10名で行います。1人目「◯◯です」、2人目「◯◯さんの隣の××です」、3人目「◯◯さんの隣の××さんの隣の※※です」と、 後になればなるほど、多くの人物の名前を覚えなければいけません。 他部署の人同士の交流を深めるきっかけとなるほか、慣れない同士が打ち解けるきっかけに取り入れても良いでしょう。

チャンバラ合戦-戦IKUSA-
テーマは、戦国時代の「合戦」です。当たっても痛くないスポンジ製の刀を使用し、 チームに分かれて軍議(作戦会議)をしつつ合戦を行います。戦略とチームワークが求められます。

チームビルディングの実践には設備やサービス充実の貸会議室利用がおすすめ

最後に、チームビルディングを成功させるための条件についてみていきましょう。

チームビルディング成功の秘訣

チームビルディングを行う上では、目的や目標を明確にする必要があります。 「やらされている」「強制的」といったイメージを抱かせてしまうと、失敗に終わります。 あくまでも、自発的に取り組みたくなるような雰囲気づくりを心がけましょう。

内容の難易度・関連性も重要です。全く業務に関係がなく、かつ高度すぎる内容だと、参加者自身の満足度も低下してしまいます。 適したプログラム、難易度のものを選ぶことがポイントです。

また、チームビルディングは交流を深めて終わりではありません。 終了後には必ず振り返りを行い、問題点や不足部分、改善点や今後の課題などを具体的に話し合う時間を設けることが肝心です。

チームビルディング研修のプロを活用

チームビルディング成功の秘訣とひとことで言っても、目的や目標、参加者が異なれば、必要事項も異なります。 自社だけでは難易度が高いと感じた場合は、チームビルディング研修を提供している会社に依頼し、講師を派遣してもらいます。 また、チームビルディングに関する本を参考にするのもおすすめです。

積極的にプロの力を活用すると、より効果が高まります。

チームビルディング研修の開催場所選択

いくらプログラムが優れていたとしても、人数に適していない部屋の大きさや外部の音を気にしなければいけない環境では、効果は見込みにくいでしょう。 さらに、プログラムによっては、マイクやプロジェクターなどの設備も必要です。

部屋の広さや会場へのアクセス、グループワーク用のホワイトボードやマイク、プロジェクターなどの設備のレンタル、 雰囲気作りのBGM用音楽プレーヤーなど、さまざまな問題を解決するなら、貸会議室を利用するのも手です。

TKP貸会議室ネットでは、お客様のニーズに合わせたトータルコーディネイトを行っています。

まとめ:チームビルディングの目的・効果とは

それでは、最後にもう一度チームビルディングについて振り返っておきましょう。

・チームビルディングとは、組織力を向上させるために必要な手段
・組織に属する全ての人がチームビルディングの対象者
・「パフォーマンスの向上」「円滑なコミュニケーション」「ゴールの共有」がチームビルディングの目的
・チームビルディングを行うことで「関係性の変化」「役割の明確化」「組織力の向上」が期待できる
・チームビルディングの手法は多様化しているため、自社の目的やフェーズに合わせて選ぶことが可能
・チームビルディングに適したスペースが確保できないときは貸会議室やレンタルスペースを利用すると便利

チームビルディング研修を成功させるためには、適切なプログラムの選択とともに、適切な会場選びが求められます。

全国2000室以上、直営会議室数業界トップクラスのTKPでは、豊富なバリエーション中からお客様の利用目的、 規模、予算に応じて会場をお選びいただくことが可能です。

充実した備品レンタルがあり、事前準備も不要です。さらにケータリングなどのサービスを利用いただくことで、長時間の研修にも対応可能です。

チームビルディング研修スペースをお探しの方は、ぜひTKPの貸会議室ネットをご利用ください。

詳細につきましては、TKPの研修ネットをご確認ください。

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