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研修ネットコラム

一般社団法人日本能率協会 特別コラム

column2 研修効果を高める受講者募集・開催案内のポイント

社内研修を主催・実施される部門の方は、募集・開催案内の際にどんなことに気を配っていますか?”多忙な社員に、読み流されないよう工夫する”といったことも、実務上は気になるところでしょうか。受講者の参加モチベーションが高まっていることは研修の効果を高める大きな要因の一つになり、 『研修プログラムは案内の段階からすでに始まっている』とも言えます。
参加意欲を高め、より効果的な研修につなげるための仕掛けとして、重要なポイントを5点、ご紹介します。

1.企画の原点に立ち戻る

研修プログラム企画は、図のように、課題解決の流れの中でおこなわれるものです。 たとえ例年、繰り返し開催していたとしても、この原点を見失わずに研修の案内および開催を進めることが、主催・実施部門の 一貫した役割です。

2.育成体系全体像と「今ここ」を伝える

キャリア開発のステップの中でどの位置づけにある研修なのか、これが見えることも重要です。受講者にとって、自分がどのステージにいるのか、育成計画の中のどこにいるのかという情報があることで、能力開発の主人公である本人が、自らステップアップを考える機会になります。

3.「ねらい」を伝える

なぜ、受講を勧めるのか/受講してもらいたいのか、受講するその人にも組織にとってもなぜ重要なのか、という視点で必要性やメリットを伝えます。

4.上司の理解と協力を求める(主に指名参加・受講必須の時に)

研修日程で職場を離れることへのフォローはもちろん、参加後の職場実践や業務を通じた成長を支援するのは職場の上司の方です。

主催部門がどのようなプログラムを提供しているのかを同報し、受講の前後に参加する部下に一声かけ意識づけしてもらうなど、現場とOff-JTの両輪で育成していく協力を求めるコミュニケーションを、様々な場面で発信していけると良いでしょう。

5.「想い」を伝える

研修内容にもよりますが、受講者がわくわくするような期待感を感じさせる内容や、主催者側の「良い機会を提供したい」という想いが伝わる表現で募集をかけることで、次のメリットが得られます。

・事前期待があることで、ポジティブな姿勢で研修に参加してもらいやすい
・研修主催部門からの一方的な提供にならず、受講後の意見をフィードバックをしてもらいやすい

募集・開催案内について再考することは、主催・実施部門が社員と組織に何を提供したいのかを考えることにもつながります。一度、読み返してみてはいかがでしょうか。

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