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研修ネットコラム

著:日本能率協会 KAIKAプロジェクト室 山崎賢司

アイデアを生み出す環境づくりは、3つの「異」

「さぁ戦略を考えよう」と、ゼロから机に向かう経営者はおそらくいないでしょう。
ただ、頭の中に考えている戦略を「どう表現しようか」と、机に向かう経営者はたくさんいらっしゃるでしょう。逆に言えば四六時中考えているものだと思います。

 世の中には戦略や思考のフレームワーク、ツールがたくさんあります。議論や考え、戦略や方向性などを整理したり、他者に説明するのにはとても便利です。 正しい方向性、正しい現状は導き出せるかもしれません。しかし本当に重要なのは、そこへ向かう施策、方法、やり方です。 そこには少なからずアイデアが必要になってきます。世の中の便利なツールはあくまでもツールであって、それ自体がアイデアを生み出すわけではありません。

 会議などでは、「アイデアを出す」フェーズで行き詰まることもよくあります。革新的なアイデアは、天才的なセンスや偶然からしか生まれないと思われるかもしれませんが、全てがそうではありません。 むしろセンスや偶然は、おかれた環境や、思考や視点を変えることによって磨かれたり、得られたりということが多いのです。

 アイデアを生むための方法として、「3つの異」をご紹介します。異なった場所に行く異なった時間の使い方をする異なった人間と絡む、ことです。 例えばいつもの会議室ではない場所で開催する。時間を変えて食事を取りながら、あるいは極端に短い時間で会議を設定してみる。 異なるメンバーを混ぜて議論をしてみる、組織外の人や領域外の人に会いに行ってみる…。 このような「異」によって、普段と異なる思考が生まれ、革新的なアイデアや意見が生み出される可能性があるのです。 実際の会議の場では、リーダーは会議のルール(批判しない、否定しないなど)を決め、それに則って変にまとめたり仕切ったりしないで、アイデアが生まれやすい雰囲気、環境づくりに徹するのが良いでしょう。 もう1つ、メンバーのテンション維持(盛り上がり)も重要です。リラックスできる雰囲気、“何を言ってもOK”という雰囲気を作ることが、ブレストやアイデアを生み出すのにポイントになります。

 要は、これまでと異なるアウトプットを出そうとするならば、これまでと異なるインプット(入れる情報や会う人)や環境が必要なのです。 マネジャーやリーダーは、普段のマネジメントや会議、あるいは研修などでこのインプットや環境を変えることも、選択肢に頭にいれておくといいのではないでしょうか。 さて、皆さんは、革新的なアイデアを生み出すために、どのような「異」をセッティングしてワイガヤ会議を開催しますか。



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