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TKP研修ネット:HOME > 研修ネットコンシェルジュTOPICS > 「クラウド時代におけるオープンさの当たり前」

著:日本能率協会 KAIKAプロジェクト室 山崎賢司


クラウド時代におけるオープンさの当たり前

 クラウドという言葉は、クラウドコンピューティングを略した言葉として使われる場合があります。 従来は自分のパソコン上に保存していた情報をインターネット上に保存することで、どこからもアクセスできるようになってきたものであり、 その情報が置かれているインターネットを「クラウド(雲)」と称しています。一方、クラウドソーシングにおける「クラウド」についても、 「クラウドコンピューティングがインターネットを通じてさまざまなコンピューターリソースへのアクセスを可能にしたように、 クラウドソーシングは世界中の人材資源へのアクセスを実現し、人材資源のオープン化をもたらす」(『クラウドソーシングの衝撃』比嘉邦彦・井川甲作著、インプレスR&D) といった指摘があるように、外へと開かれたイメージを含んでいます。

 同じくオープンな群衆という意味合いで、クラウドファンディングという仕組みも近年増えています。 クラウドファンディングとは群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を重ねた言葉ですが、何か活動を起こしたい人やプロジェクトが資金調達をしたい際に、 不特定多数からの賛同資金を集めることができるようになってきています。

 クラウドファンディングで特徴的なのは、共感や賛同をベースにしているものが多い点です。ほとんどの場合、資金を募る側はそのプロジェクトへの想いやストーリーを書き、 資金提供者にはその共感に応えるようなお礼の仕方をしています。

 もちろん、クラウドになげると効率性が著しく悪い場合もあります。手順も所要時間も見えており成果物イメージも想定される範囲内でいける場合は、 自身のコントロール内で進めるのが早いでしょうし、事業計画への資金調達見込みがあるならそれを確実に取り込んでいくのがよいでしょう。

 他方、はじめからすべてが決まっていなかったとしても、オープンに資金や仕事の担い手を確保する手段が増えているのも事実です。 その場合に必要なのは知恵や共感を集めるためのストーリーです。すなわち、共感をよぶプロジェクトであることは、選択肢を広げ、 新しい挑戦を可能にしやすくすると見ることもできるのです。

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